パリ、伝統の味に夢心地
日本にも店を構える知名度抜群の名門パティスリーが昨年9月、北京に初上陸した。1903年にパリの中心・1区で誕生した、「ANGELINA」だ。
かつてはあのココ・シャネルが足繁く通った同店。スイーツはパリから空輸されているため、北京でも本店の味を楽しめる。
パリジャン&パリジェンヌが愛してやまないのは、同店を代表する伝統菓子「モンブラン」と、超濃厚な飲むスイーツ「ホットチョコレート」のコンビ。
「モンブラン」は、ほんの少しだけ渋みを含んだ甘~いマロンペーストの砦の中に、驚くほどふわふわの生クリーム、底の部分にはサクッとほどけるメレンゲクッキーがイン。3者が入り乱れて、エディット・ピアフが歌い上げる『ラ・ヴィ・アン・ローズ』のような、バラ色の世界を堪能させてくれる。
名門スイーツとともに、甘美なひと時に酔いしれよう♪
info
ANGELINA
住所:北京市西城区西単北大街110号老佛爺百貨(ラファイエット)3階
TEL:010-6656-1170
営業時間:10時~22時
席数:48席
予算:130元~
~北京・天津ジャピオン2014年7月21日号