行列のできる店
15歳で日本に渡り、10余年の滞在期間中に寿司からフレンチまで学んだオーナーが営む日式焼肉店「小文厨房」。
中国のグルメサイトにおけるジャンル別ランキングはトップクラス。
それを証明するように、ランチタイムはもちろん、夜もウェイティングの出る日が少なくない。
店は地下1階から地上1階に広がる。
空間を上手に利用した店内はすっきりとした内装が施され、食器の1つひとつにも抜かりはない。
スタッフの教育も行き届き、日本人も心地よく楽しめるお店だ。
メインのお肉は、豪州や中国産の和牛種を厳選使用。
しかし価格は控えめで、一皿あたりのボリュームも十分。
コスパのよさとオーナーの誠意が感じられる。

味よしコスパよし
そんな同店が今回、読者に提供してくれるのは、幻の部位「ミスジ」と焼肉の定番「カルビ」の特価奉仕。
美しいサシが生み出す柔らかさとジューシーさを存分に味わいたい。
そしてこの極上の味わいを引き立てるのは、3種類の自家製タレ。
リンゴや玉ねぎ、生姜などを丁寧に煮込んだ和風タレ、フランス製マスタードや日本海塩などが隠し味のヨーグルト風味の 洋風タレ、そしておなじみ甘辛韓国風タレ。
ベストな組み合わせを探しながら食べるのも、また一興。
百聞は一見に如かず、注目の日式焼肉店の実力を確かめに行こう。

info
小文厨房―炭火焼肉ダイニング―
住所：北京市朝陽区光華路22号光華SOHO108A（1階北側路面店）
TEL：010-6561-6160
営業時間：11時～14時、17時～22時半
席数：50席
予算：昼50元、夜130元～

～北京・天津ジャピオン2015年6月1日号