7年間変わらぬ笑顔
12月23日(日)に開店7周年を迎えた「蔵善」。
同店の〝顔〟といえば、いつも笑顔の小林金二料理長だ。
自営農場で採れる有機野菜などの素材にこだわり、おいしいだけでなく身体にも優しい和の味覚を7年間変わらぬ思いやりを込めて、作り続けている。
同店では、旬のメニューが毎月登場。
師走のおすすめは、料理長自ら毎日仕込むという手作り木綿豆腐の「自家製豆腐鍋」(40元)。
さらに、お正月の定番「お雑煮」(23元)や「きなこ餅」(14元/2個)もお目見え。
同店自慢の〝自家製もち〟で、北京にいながらにして日本のお正月が迎えられる。
骨まで美味い深海魚
今回は、他店では見かけない旬の魚・ホテイウオの鍋をサービス!
「ホテイウオは北の海に住む深海魚で、日本でも北海道まで行かないと食べられない。
コラーゲンたっぷりで、骨まで全部食べられるよ」と小林料理長。
その奇妙奇天烈な見た目から〝怪魚〟と呼ばれることもある魚だが、その味はいかに…。
アツアツの鍋から真っ白な身をすくってほおばれば、脂が乗った白身はほのかに甘く、なんとも美味!
アラのゼラチン質や皮はプルプル、軟骨はコリコリとした食感。
ホテイウオのダシが染み込んだ醤油ベースのスープは、新鮮な野菜やキノコの旨味も引き立てる。
見た目では分からないこのプルプル感、体験すべし!
info
住所:朝陽区朝陽公園路1-18地下1階
電話:5867-0281、134-3990-0721
席数:150席
予算:昼30元~、夜90元~
営業時間:10時半~14時半、17時半~22時半、深夜22時~翌4時
~北京ジャピオン2012年12月24日号