お医者さんの御用達 ~第115回艾附暖宮丸

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月経不順に「艾附暖宮丸」

――先生、今日は婦人病に効果的な薬をご紹介いただけるそうですね。

先生 はい。それが、この「艾附暖宮丸」です。
30歳以降の女性に多い通常30日周期の月経が35~40日周期に変化する月経不順のほか、月経血の量が少ない、月経時に下腹部痛や腰痛が起こる…などの症状がある場合は、この薬を服用してみて下さい。

――分かりました。
ちなみに、この薬の成分は何でしょうか?

先生 お灸にも使用している「艾葉」や、気の通りを調整し痛みを和らげる「香附」、「当帰」など、全て漢方薬ですので安心して服用できます。
月経不順以外にも、子どもができにくく不妊で悩んでいる方にもおすすめしているんですよ。

――ほぉ。そうなんですね。
どれくらいで効果が表れるんでしょうか?

先生 個人差はありますが、1日に2袋、1カ月くらい服用を続ければ効果が期待できます。
薬の服用と同時に、子宮を冷やさないことが大事ですので、冷たいものを摂らないよう注意して下さい。
また、辛いものも〝上火(のぼせる、熱・痛みを伴う)〟しますので、避けて下さい。
中医では、子宮の正常な働きとしての月経を、非常に重要視します。
言わば、月経は健康のバロメーターです。
月経不順はほかの病気にも影響を及ぼす可能性もあるので、早めに対処しましょう。

 

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取材協力先/北京東文中医診所

 

~北京ジャピオン2013年2月25日号

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