北京市では、春の深まりに合わせ、各地でフラワーフェスティバルが開催され、市民や観光客の目を楽しませている。
海淀区にある圓明園では、４月19日（土）、「第19回踏青フェスティバル」が開幕。
５月31日（土）まで、樹齢１００年以上のものを含む１万本以上の牡丹やコクチョウ（ブラックスワン）などを鑑賞できるほか、園内を皇帝一行が練り歩くパフォーマンスが行われ、皇帝に扮したスタッフによる解説やクイズを楽しめる。
同様に、西城区の景山公園でも牡丹祭りが開催されており、代表的な洛陽牡丹のほか、珍しい紫斑牡丹も展示中。
このほか、３月より昌平区で始まった「第２回北京農業カーニバル」は、ここ１カ月で57万７０００人を集め、イチゴ狩りなどを楽しむ行楽客で賑わっている。
（４月20日）

～北京・天津ジャピオン2014年5月5日号