中国では５月29日（木）、華北地方を中心に猛烈な暑さとなり、最高気温が北京で41.１度、天津で40.５度と、それぞれ40度以上に達した。
これは、北京では１９５１年の38.３度、天津では２００７年の38.５度を大幅に更新する、５月の最高気温記録。
今回の猛暑に関し中国気象局は、低空層が北西気流の影響を受け、快晴で雲が少なく日差しが強くなったことなどが原因とする。
天津や北京の各地で、噴水で遊ぶ子どもや、日傘を差して歩く女性の姿が見られたほか、休暇を取ってエアコンを設置する人も出現した。
当日、北京市気象台は最高レベルの「高温赤色警報」を発令し、市民に注意を呼びかけたが、地方都市などでは、高温の天気への対処・対策が系統だっておらず、一部で課題を残した。

（５月30日）

 

 

～北京・天津ジャピオン2014年6月9日号