北京市環境局は7月7日(月)、北京巴布科学克?威爾科克斯有限公司に対し、再度、罰金額60万元の行政処分決定書を送付した。
この処罰は、今年3月1日より「北京市大気汚染防治条例」が実施されて以降、初の二次的違法に対する倍加処罰であり、北京大気類違法行為に対する罰金の最高額となる。
同社は屋外における大規模な塗装で2012年、13年に行政処分が下り、それぞれ4万元の罰金と期日までの違法行為の改正を求められていた。
さらに今年5月には、環境保護部門により30万元の罰金と全面的な改善を要求されていた。
同社は主にボイラーを生産、生産過程の塗装作業により、揮発性有機物廃棄が発生する。
同社の年間錆止剤の使用量は100㌧で、塗装面積は約50万平方㍍。塗装は主に屋外で行われ、周囲の環境に対し深刻な影響を及ぼしていた。
同条例は違法行為の再発に対し、〝処罰は倍加、天井(罰金の制限)はなし〟の原則を採取している。
(7月8日)
~北京・天津ジャピオン2014年7月14日号