【北京12月21日】北京市市場監督管理局の指導の下、北京市自転車電動車行業協会は最近、「電動自転車安全指南」を含む電動自転車業界全体の新たな基準を発表した。
これによると、電動自転車はオープンスペースまたは半オープンスペース式の専用駐車場に駐車し、室内及び建築物の通路や非常出口への駐車を禁止。ガス設備や配電設備、ボイラー室、ガソリンスタンドなどの危険な場所に停車する際は、5メートル以上の距離を空けるよう定めている。また、建築物の外壁に停車する際は、周辺2メートル範囲内に可燃物がないことが条件となる。
バッテリーに関しては、充電時間は8時間を超えてはならず、充電前には電動自転車の電源を切り、キーを抜くこと。電池の性能や寿命への影響を考慮し、電動自転車を長期間保管する際は、鉛酸バッテリーの場合は電池残量50%以上、リチウム電池の場合は30~50%内とし、ひと月おきに1回充電するよう基準を定めている。
このほか、充電時の延長コードの使用を禁止。密閉された空間や炎天下、高温下での充電を厳禁とし、充電器をサドルの下やリアボックス内に置いたまま充電しないよう注意を促している。
~北京天津ジャピオン2021年12月27日号~