【北京7月28日】上海福喜食品提供による期限切れ肉事件の影響を受け、ハンバーガー類およびチキンナゲットなどの商品の販売を停止している北京マクドナルド食品有限公司の関連責任者は7月26日(土)、商品の販売停止は供給企業の欠品が原因だとした。
同日、北京のマクドナルド国貿店内には「本日、ご提供できる商品は限られています」という7月25日(金)付の通知の張り紙があり、ハンバーガー類はフィレオフィッシュのみという臨時メニュー表が置かれた。スタッフによると、25日より肉系ハンバーガー類が欠品のためメニューから消え、ポテト類とパイ、ドリンクのみの販売となった。北京の他店舗においても、同様の処置が採られている。
マクドナルド中国は24日(木)、上海福喜食品との業務提携を終了し、福喜グループ傘下の河南福喜に切り替えると発表。しかしその後、消費者などから懸念の声が上がったため、同グループに属する全ての中国工場からの原材料調達を停止した。
~北京・天津ジャピオン2014年8月4日号