〝双十一〟売上げ記録更新も 消費者からクレームが殺到

【北京11月12日】11月11日(火)の「シングル・デー」に開催されたネットショップの大型セール〝双十一〟に対し、利用者からクレームが続出している。

クレームの具体例は、原価を吊り上げてからの値下げ、在庫不足、手付金支払い後の返品不可など。
あるeコマースの規定によると、〝11・11狂歓価(同日の特別価格)〟は商品タグに記載された価格の50%以下で、2014年9月15日(月)~11月10日(月)の最低取引価格を下回ることが必須となっている。
だが実際、多くの商品が〝双十一”前に原価を吊り上げ、根拠のない原価が表記される事態となった。
なお、〝双十一〟は毎年、売上げ記録を更新しており、大型eコマースのアリババでは、11月12日深夜0時までの売上げ価格は571・12億元で、昨年同期の362億元から57・7%増となっている。
また、大型eコマースの1号店の取引額は前月比で9倍、国美電器の16時までの取引額は前年比580%増だった。

 

~北京・天津ジャピオン2014年11月17日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP