H3N2亜型インフルエンザ 症例患者が前月の4倍に増加

【北京12月9日】北京市疾病控制中心は最近、11月のインフルエンザの症例数を報告した。
これによると、症例数は前月10月より381・48%増と約4倍に達していることが分かった。
目下、北京はインフルエンザの流行期に突入し、インフルエンザウイルスも活発に増強。
インフルエンザ監測データおよび分析結果によると、「H3N2亜型(変異性のインフルエンザA型)」が主流で、昨年より流行期も前倒しになっている。
北京市疾病控制中心によると、例年のインフルエンザ監測データに照らせば、元旦前後が流行のピーク期となる。
気温の下降に伴い、学校や幼児委託機関など人が密集する場所ではインフルエンザが原因となる集団感染の恐れが増し、中でも児童や高齢者、慢性病疾患者などは危篤や死亡を引き起こす危険性もあるとしている。

 

~北京・天津ジャピオン2014年12月15日号

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