【北京12月12日】国家工商総局は12月11日（木）、〝双十一（11月11日の「シングル・デー」に開催されたネットショップの大型セール）〟の商品のサンプル検査結果を発表し、１割以上の商品に問題があったとした。
これによると、調査対象となった２０７商品のうち、大手ｅコマースの「天猫」、「１号店」、「アマゾン」などの６社15商品が偽物または高度な模造品であることが発覚、７商品は品質が不合格またはラベル表示が法律規定に符合しなかった。
商品の中には、「ニューバランス」や「アディダス」、「コーチ」などのブランド品も含まれていた。
現在、偽物と発覚した商品はすべてサイトから消去されている。
これに対し「天猫」は、偽物を扱った店舗を凍結し、詳細が確定し次第、規則に従って店舗の閉鎖および返品清算を行うと回答している。

 

～北京・天津ジャピオン2014年12月22日号