天津爆発事故死者135人に 現場での救助、清掃作業続く

【天津8月25日】8月12日(水)に発生した天津港爆発事故から14日が経過した25日(火)15時の時点で、身元の判明した死者数は135人、行方不明者数が38人となった。
報道によると、事故現場では引き続き救助員による救助活動が行われると同時に清掃・運搬作業も進行中。爆発現場南側の物流汽車園における崩壊車両の撤去作業は基本的に完了したとしている。
8月24日(月)深夜0時~24時までの大気汚染物質監測結果によると、事故発生地警戒区域外の18カ所の環境空気監測地点のうちの1カ所でシアン化水素濃度が一度、基準値を0・2倍超過したほか、一部で硫化水素や揮発性有機化合物などが検出されたが、いずれも基準値内だった。
一方、水質監測の結果、42カ所の監測地点のうち33カ所でシアン化物を検出。そのうち6カ所は警戒区域内の汚水で、基準値を0・7~27・4倍超過していたが、事故周辺区域の地下水からは検出されなかったとしている。

 

~北京・天津ジャピオン2015年8月31日号

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