【北京9月1日】北京出入境検験検疫局によると、近日、日本から郵送された多肉植物から、中国種ではない有害生物のネグサレセンチュウ(線虫)が検出された。
専門家によると、ネグサレセンチュウは根菜類の皮層に寄生する線虫で、主に根菜植物の根を腐らせ、植物の立ち枯れ病などの害を与える。
北京出入境検験検疫局は目下、この郵送物を焼却処理し、郵送物の受取人をブラックリストに登録したとしている。
データによると、今年8月10日(月)までに同局が押収した郵送による輸入禁止植物は1078件に上り、郵便物検疫の監督管理を強化している。
~北京・天津ジャピオン2015年9月14日号