【北京9月22日】9月20日(日)に開催された「第35回北京マラソン」の運営組織に対し、ネット上で物言いが付いている。
同イベントは42.195kmのフルマラソンで、約3万人が参加。
出発地点の安全検査は長蛇の列に「押すな、押すな!」の叫び声が上がり、安全面にも問題があったとしている。
また、10km地点以降の給水所ではゴミや空のコップ、ペットボトルが散乱し、冷却用のスポンジが路面を覆い、ランナーが躓く場面もあった。
さらに、同マラソンでは5kmごとに給水所、20km地点以降の5kmごとに給食所が設置されていたが、後半には水や食べ物が不足し、ランナーが主催者側に不満をぶつける場面もあった。
これに加えて、毎年、問題視されている簡易トイレにおいても、参加者3万人に対し20カ所では明らかに不足で、長蛇の列ができていたとしている。
~北京・天津ジャピオン2015年9月28日号