【北京10月4日】国家旅遊局及び各地のレジャー関連会社によると、“十一”国慶節休暇の3日目を迎えた10月3日(土)、国内各観光地では観光客数が激増し、多くの観光地では入場制限が実施された。
同日17時までの監測統計によると、北京180カ所の主なA級観光地の観光客数は242万人で、前年同期比2.9%増。
場所別では、頤和園が36.1%増、天安門城楼が81.7%増、北海公園が33%増、中山公園が68%増だった。
一方、故宮は前年同期比39.2%減、天壇公園は9.3%減となった。
また、北京市旅遊委員会の統計によると、南羅鼓巷では10月2日(金)、観光客数が10万人に達した。
全長約800m、道幅10m弱と面積の限られた通りには観光客が密集し、人ごみで身動きが取れない状況だった。
これに対し、同委員会は快適な観光には適さず、安全面でも問題が生じる可能性があるとして、なるべく混雑時の外出を避けるよう呼びかけている。
~北京・天津ジャピオン2015年10月12日号