【北京12月14日】北京朝陽区警察は近日、早朝に銀行ATMから現金を引き出す女性を狙った連続窃盗犯を逮捕した。
警察によると、犯人は12月2日（水）早朝6時ごろに双井橋付近のATMで現金を引き出した女性に近づき、刃物で脅して現金を奪い逃走。
民警は現場の監視カメラの映像から犯人の男を特定したが、同一犯によるものと思われる事件が11月以降、3件発生していた。
捜査を経た3日（木）、通州区馬駒橋付近のネットバーにて容疑者逮捕に至った。
逮捕時、男は犯行に使用した折りたたみナイフと現金約2000元を所持していた。
容疑者は住所不定で仕事もなく、ネットバーに寝泊りし、強盗を思いつき単独でATMに来る女性を狙っていたと供述している。
4件の被害総額は約4000元だった。

～北京・天津ジャピオン2015年12月21日号