罰金も効果なく公園もお手上げ
【北京4月4日】北京の玉渊潭公園で4月1日(金)、2人の観光客が桜の枝を折り、マナー違反行為で初の罰金20元の通知を受けたことが話題となっている。
同公園の責任者によると、公園側には行政執行資格、処罰権があるものの、罰金の通知も依然として園内におけるマナー違反行為を阻止するには至らないとしている。一方、ネット上では約3割が罰金に賛成すると同時に罰金額が少なすぎるとの声が挙がった
また、公園ではマナー違反行為が横行しており、4月2日(土)~4日(月)の清明節期間中、ダフ屋が1枚10元の入園券を倍額で販売。これに対し公園管理処は、前の週に管理員がダフ屋行為を発見し民警が処理、管理を強化するなどの処置を採ったとしている。ほかにも、園内の桜の下の休憩スペースにはペットボトルや紙屑が散乱し、5~6歳の男児が桜の木に登っているところを家族が撮影、花の枝を折って撮影するなどの違法行為が見られたとしている。
~北京・天津ジャピオン2016年04月11日号~