23年北京開催の営業性公演*興行収入は前年比266%増

【北京1月10日】北京市文化和旅遊局は最近、2023年に北京で開催された営業性公演は4万9524公演、観客数は約1138万5000人、興行収入は約23億400万元だったと発表した。

前年比で公演数が143.8%、観客数は204.1%、興行成績は266%、それぞれ大幅に増加。史上最高記録を更新した。

23年はコンサート、演劇、舞踏など、各種が大幅に激増した。中でも “脱口秀(トークショー)” の公演数は1万4000場、現代劇、相声(漫才・漫談)公演数は5000公演以上に及んだ。

23年は300カ所超の劇場・ホールにて営業性公演が催された。大型国立劇場である国家大劇院、通州区の国家大劇院台湖舞美芸術中心に加え、12月には北京城市副中心の北京芸術中心がオープン。北京は総建築面積約40万平方メートルに11の劇場を持つ、世界最大級の劇場都市となった。また、北京天橋芸術中心では約1000公演が催され、総興行収入は1億6000万元に上った。

一方、小劇場、演芸新空間などでも4万公演を超過。100年以上の歴史を持つ京劇・昆劇専用劇場である正乙祠戯楼も盛況だった。

~北京天津ジャピオン2024年1月22日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP