〝バレンタインデー婚〟に異変 春節休暇の影響で前年比4割減

【北京2月15日】北京市民政局関連責任者によると、北京市では2月14日(日)のバレンタインデーに婚姻登記を行ったカップルは1930組と、昨年の約3400組に比べ4割近く減少した。

同日は、申(さる)年初の婚姻登記ピークを迎えると予測されていたが、同日の婚姻登記数がもっとも多かった朝陽区婚姻登記処でも、昨年の455組から今年は300組以下へと減少。同処主任は、北京の若者たちの多くが(春節休暇中で)北京に戻っておらず、バレンタインデー婚には至らなかったのでは、と分析している。

一方、バレンタインデーに贈るバラの花の価格は、例年通り価格が高騰。普通のバラ1本2・5元は8元、珍しいカラーのバラ1本8元が30元で販売された。十里河の生花店によると、今年は寒気の影響を受けて国産バラの卸値が約3割上がったことに加え、バラもネットでの購入が主流となったことから、昨年のように商売は繁盛しなかったと漏らしている。

~北京・天津ジャピオン2016年02月22日号~

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