北京市自来水集団のスポークスマンは1月7日(月)、昨年第4四半期の水道水の水質検査データを公表し、市の水道水は国家が定める106項目の基準をクリアしており、安心して飲用できると発表した。
近日、水質研究家の夫婦が「北京市の水道水には国家基準値に迫る量の硝酸塩が含まれている」としたニュースが反響を呼び、水質を懸念する市民の声が高まっていた。北京市自来水集団水質監測中心の主任によると、硝酸塩の含有量は表流水で1㍑あたり10㍉グラム以下、地下水で20㍉以下の国家規準をクリアしているという。
また、水源地から蛇口までを網羅した水質管理システムを採用、昨年は全243カ所、今年からは全302カ所の観測所で水質検査を行っているとしている。
(1月9日)
~北京ジャピオン2012年1月14日号