【北京2月16日】近日、ネット上で話題となった北京日帰りツアーの偽ガイドが参加者を罵倒する動画を受け、北京旅遊委員会は2月16日(火)、ツアー参加者による積極的な偽ガイドの通報を歓迎すると回答した。
動画には春節期間の北京日帰りツアーのバス車内で、十三陵の観光が含まれないことに不満を漏らした参加者に対し、偽ガイドの男が「死にたいのか!」と怒鳴る場面が映っていた。男は長期にわたり偽ガイドを務めていたことが判明している。
北京旅遊委員会はネットで動画を確認し、この種の事件は正規の旅行秩序を乱し、北京のイメージを損ねる悪質な行為だとした。また目下、ツアー参加当事者からの通報は受けておらず、調査に向けての具体的な手がかりはないものの、即時に調査を展開し、害を及ぼす者を白日の下に晒すとしている。
~北京・天津ジャピオン2016年02月22日号~