ジェットコースター宙吊り事件「災害事故ではない」と断定

【北京4月21日】北京市質量技術監督局は4月21日(木)、北京歓楽谷のジェットコースター「水晶神翼」で3月19日(土)に発生した事件の調査状況を報告した。

報告によると、この事件はブレーキシステムを装備したセンサーへの想定外の接触によりジェットコースターの上り区間で車両が運行を停止しており、これは設備の安全保護機能が正常に作動したもので災害事故ではないとした。

歓楽谷の技術スタッフが設備に対する調査を行ったところ、小鳥が触れたことでセンサーが作動し保護装置が起動、運行の停止に至ったと判断。歓楽谷は、安全検査の強化を図るとともに、ジェットコースター運行区間に防護網や駆鳥器などを取り付けたとしている。

同事件は、ジェットコースターが運行中に突然停止し、乗客26人が空中で宙吊りになっていた。

~北京・天津ジャピオン2016年05月09日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP