【京津6月15日】北京市衛生と計画生育委員会は6月14日(火)、河北省から北京に受診に訪れた患者が鳥インフルエンザA(H7N9)型ウイルスに感染していたと発表した。
患者である68歳の女性は危篤状態で、現在、病院で隔離治療を受けている。目下、患者と家禽との接触歴は明確になっていない。
同日、天津市衛生と計画生育委員会は、天津市で2人のH7N9感染症例が確定したと発表した。患者のうち1人は河北省廊坊市、1人は天津市海濱新区在住。重症の肺炎で入院し、治療を受けていた。双方ともに家禽との接触歴が確認された。
~北京・天津ジャピオン2016年6月20日号~