お医者さんの御用達~第275回~ポールウォーキング

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有酸素運動で運動不足を解消

――先生、最近、運動不足で体力がなくなってきました…。

 

先生 それなら、有酸素運動のひとつである「ポールウォーキング」をご紹介しましょう。日本の整形外科医がリハビリテーションやメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)等の対策として、開発しました。専用のポールを両手に持って行いますので、ウォーキングより転倒防止を重視した運動になっています。

 

――ウォーキングで得られる効果と、どう違うのでしょう?

 

先生 性別や体型にもよりますが、ポールを持つことで歩幅が広がり、手の動きも活発になるため、通常のウォーキングよりもエネルギーの消費量が大きくなります。1時間行った際のエネルギー消費量で比較すると、約20%から46%まで高まるという研究結果が出ています。短時間で効率的に消費したい方、運動する機会の少ない方で、ジョギングはしんどいな…という方にオススメです。

 

――ほぉ、面白そうですね。1日にどの程度行えばいいですか?

 

先生 1日15分程度から始め、慣れてきたら30分を週3回以上できたら理想的ですね。グリップは親指・中指・薬指の3本で支え、かかと付近に反対側のポールが付くようにウォーキングを行いましょう。疾患がある方は、必ず専門の医師に相談してから始めてくださいね。

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~北京・天津ジャピオン2016年6月20日号~

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