進学校の受験壮行会 運転手は午年生まれ

【安徽6月5日】安徽省六安市にある毛坦廠中学校で6月5日(日)、同校の伝統行事である「送考節(受験壮行会)」が行われ、1万人近い保護者や関係者らが、大学入試統一試験「高考」試験会場へ向かう受験生を見送った。

同校は〝アジア最大の大学受験工場〟と称され、安徽省でトップクラスの進学校。壮行会では校庭で『好日子』などの曲を流した後、受験生を乗せた30台のバスが会場へ出発。大通りに保護者らが並び、赤い旗を振って見送った。このバスの先頭車両のナンバーは、縁起がよいとされる「666」が付き、また運転手は中国成語の「馬到功成(すぐに勝利を勝ち取る、の意)」になぞらえ午年生まれが指名されたと言う。

~北京・天津ジャピオン2016年6月13日号~

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