慕田峪長城に罰金2000元 入場料明確化違反で行政処分

【北京7月8日】北京市発展と改革委員会公式サイトは最近、慕田峪長城景区の入場券売り場に「身長1.2m以下の子どもは無料」と表記しただけで「6歳以下の子どもは無料」の優待政策を明記しなかったとして、罰金2000元を科す行政処分決定書を掲載した。

同委員会よると、2015年10月13日(火)に慕田峪長城の入場料価格に対し調査を行ったもので、「国家発展改革委員会青少年入場料価格優待政策の明確化に関する通知」の規定に違反するとされた。

同規定では、「6歳(6歳を含む)以下、または身長1.2m以下の子どもは無料を実施、6歳(6歳を含まず)~18歳(18歳を含まず)の未成年、全日制大学本科及び以下学歴の学生は半額を実施」などを定めている。

同委員会よると、今年1月26日(火)に慕田峪長城に対し再び検査を行ったところ、改正を実施していたため軽処罰として規定最高罰金額の40%にあたる2000元を科したとしている。

~北京・天津ジャピオン2016年7月16日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP