【北京8月22日】北京市計画と国土資源委員会は最近、北京の面積の約6割が地質災害の発生しやすい地区に属することを明かした。
また、そのうちの18・4%が発生リスクの高い区域で、現在、山岳地帯では防災のために約1000人の防災測定員を派遣し、巡回調査を行っているとした。突発的に起こり得る地質災害は主に土石流、崖崩れ、土砂崩れ、地盤沈下などとなる。
今年5月末までの最新の地質災害リスク地点調査によると、市内のリスク地点は計4736カ所、郷鎮の97カ所、行政村の742カ所が危険地点で、これに伴う避難人数は5・8万人となっている。
~北京・天津ジャピオン2016年8月29日号~