【北京9月21日】北京の地元紙『新京報』によると、9月20日（火）、密雲ダムの貯水量が15億立方メートルを突破した。

北京市水務局水資源調度中心の関係者によると、長年、密雲ダムは貯水量が少ない状態が続いていたという。しかし、今年になって大幅に増加し、昨年の同時期に比べると、6億1300万立方メートル増加している。7月22日（金）に12億立方メートルに達し、8月2日（火）には13億立方メートルを突破、20日（火）、ついに貯水量が15億立方メートルを超えた。これは実に16年ぶりのことだという。

密雲ダムは華北地域最大のダムであり、北京市の飲用水の水源で唯一の地上にある貯水池。現在はそのうちの5億1800万立方メートルを使用している。水質の管理基準は40項目以上に上り、夏季は毎週検査を実施している。

～北京・天津ジャピオン2016年09月26日号～