偽の水道代請求通知書詐欺横行 北京市水道局が注意を呼びかけ

【北京2月28日】最近、海淀区、豊台区などの住宅区内で偽の水道代請求通知書による詐欺が相次いでいる件を受け、北京市自来水集団は2月28日(火)、アリペイ(支付宝)の協力により偽の通知書に記されたアカウントは凍結したとし、正規の通知書には顧客番号、住所、使用量、水道代の金額などの情報の記載があるはずだとした。

市民によると、偽の水道代請求通知書は一定額の水道代が未払いであるとして、5日以内に通知書上のQRコードを読み取って料金を支払うよう記載。書面には顧客番号、使用量などの情報は記されておらず、アリペイでQRコードを読み取ると直接、振り込み画面に移行するようになっていた。

自来水集団は、水道代は17行の銀行窓口や自動納付機、ネットバンク、アリペイやwe chat(微信)の生活納付、自来水集団営業所など、各種支払い方法があるとし、支払先は個人口座ではなく、必ず自来水集団及び集団所属の自来水公司であると注意を促している。

~北京・天津ジャピオン2017年03月06日号~

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