【重慶3月20日】重慶市の軽軌鉄道2号線「李子壩」駅で最近、ビルの中を突き抜ける駅の設計が話題となっている。
同駅の設計責任者によると、2号線が通過するこのビルは1~5階が商業施設、9~19階が住宅で、中間の6~8階が軌道交通区域となっており、設計には約2年を費やしたと言う。このうち6階が駅ホール、7階が設備層、8階が駅のホームで、列車は132mに及ぶビルの端から端までを突き抜ける。
なお、列車は低騒音、低振動の設備を搭載し、列車のレールとビル建築の間には20㌢の距離があるため、列車が通過するたびビルが揺れるような影響はないと説明している。
~北京・天津ジャピオン2017年04月03日号~