【北京5月15日】最近、北京師範大学の女子学生宿舎に、顔認証システムが導入された。学生は出入りの際には顔認証をしなければならず、データ登録されていない部外者が入ると、すぐさま通報される。
この顔認証システムは、北京高校の宿舎で初めて導入されて以来、現在は四川大学などでも利用されており、化粧や髪型、体形の変化にも対応できる。北京師範大学では、目下、13号宿舎の入口の内側と外側に一台ずつ設置されており、部外者が入ろうとすると警報が鳴るため、宿舎の安全が強化されたとする一方で、一部の学生からは、顔認証に時間がかかり不便という声も挙がっている。
大学側では、認証にやや時間は要するものの、識別率は95%以上としており、近いうちに、試用中の13号館以外の9棟の宿舎にも設置するとしている。
~北京天津ジャピオン2017年05月22日号~