天津濱海新区で鳥の乱獲が横行希少な野鳥が捕獲網の犠牲に

【天津10月11日】鳥類保護ボランティアは10月11日(火)午後、天津濱海新区にて数千メートルに及ぶかすみ網(鳥を捕獲するための視認性の低い張り網)を発見した。

濱海新区欣嘉園南路傍には約3平方キロメートルの葦原があり、至る小道には高さ約1・5m、長さ50m以上のかすみ網が張り巡らされ、鳥捕獲道に成り代わっている。さらに鳥を誘い込むための電子音が設置されている。

1枚の網には十数匹から数十匹の鳥が網にかかっており、そのうち約8割が死亡。中にはノゴマ、オガワコマドリ、ダルマエナガなどの希少な品種もいたとしている。

ボランティアの通報により、目下、現地の警察が介入し、現地調査を進めている。これ以前にも国家林業局が緊急でグループを派遣し、現地の関連部門とともに違法鳥捕獲により容疑者2人を拘束している。

~北京・天津ジャピオン2016年10月17日号~

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