S1線、燕房線、西郊線の3線が年内開通に向け調整試運転開始

【北京6月26日】北京市重大項目建設指揮部弁公室によると、6月26日(月)、軌道交通西郊線は万安公墓駅から頤和園西門駅の区間で調整試運転を開始した。これに先立ち、6月6日(火)にはS1線、6月14日(水)には燕房線で調整試運転が開始されており、3路線ともに年末の開通試運転を目指す。

S1線は北京初の中低速リニア線で、石門営駅から苹果園駅まで8駅を設ける。燕房線は、完全自主研究開発された国内初の無人運転路線となる。

西郊線は、全長8.8kmに6つの駅を設け、香山や頤和園といった景勝地を巡る、北京初の現代風路面電車。赤と白の流線型ボディに紅葉の図案が描かれ、大きな窓が特徴的。北京市軌道交通建設管理有限公司によると、平日は一両編成、観光シーズンには二両編成にして、乗客数の変化に対応する。

~北京天津ジャピオン2017年07月03日号~

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