【北京6月26日】最近、ネット上に延慶第二中学の学生が屈辱的ないじめに遭う動画が流出した件を受け、延慶警察は6月26日(月)、調査の結果、この動画の内容は事実であると発表した。
25日(日)にアップされた動画には、制服を着た男子学生がトイレで排泄物を拾い、食べることを強要される映像が映っており、ネット上で物議を醸していた。また、男子学生が着用していたのは延慶第二中学の制服だという指摘があり、延慶区教育委員会と警察が介入し、調査におよんでいた。
事件に関わった7人の学生は、保護者同伴で警察の取り調べを受け、「治安管理処罰法」の規定により騒動挑発罪が確定。そのうち、満14歳~16歳未満の5人は規定により行政処分及び罰金が科されるが、14歳未満の2人には行政処分が下されず、保護者による厳格な教育が命じられている。
なお、被害者の学生は、以前にも金銭の要求や身体的ないじめを受けており、身体には軽傷を負っていたという。
~北京天津ジャピオン2017年07月03日号~