北京市のH7N9感染例は27人 農村旅行での家禽処理に要注意

【北京7月11日】北京市疾病予防控中心は7月11日(火)、H7N9(鳥インフルエンザA)の状況を報告した。これによると、北京では今年、27人の感染例が報告され、そのうち6人が死亡したことがわかった。

同センターの副主任によると、今年は中国全土にわたり感染例が多く、発病率が高く、北京も例外ではないという。現在に至るまで、市内で報告された感染例は27人で、そのうち北京での感染例は13人、輸入性感染例は14人で、主に北京周辺省市からとなっている。また、前者13人のうち6人が死亡、6人が治癒、1人が治療中、後者14人のうち11人が治癒、3人が治療中。なお、ヒトからヒトへの感染例は報告されていない。

同センターでは、夏休みの旅行シーズンに農村へ赴く際、家禽の処理場には近づかないよう注意を促している。

~北京天津ジャピオン2017年07月17日号~

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP