【北京7月11日】北京市消費者協会は7月10日(月)、2017年旅行消費体験式調査報告を発表した。これによると、北京の日帰り旅行及び周遊ツアー旅行の75%に強制消費の問題があることがわかった。
同調査は今年4~6月に実施。日帰り旅行20路線を含む、北京発の人気旅行ルート54路線の体験者を募集し、報告をまとめたもの。調査によると、ガイドがツアー料金以外に、圓明園ガイドと移動用電動カート料金として70元を要求する、頤和園の慈禧水道ボート代として150元を要求し、支払わなければ下車を強要するなどの問題が発覚している。中には、ツアー料金の158%にあたる別料金を強制的に支払わせるケースもあった。
また、博物館等を案内した後、玉石など商品の購入を再三にわたり勧める、食事の内容が粗末などの報告も挙がっている。
~北京天津ジャピオン2017年07月24日号~