【北京7月31日】北京市昌平区旧西路にある「楽多港奇幻楽園」内のアトラクションで7月30日(日)14時頃、51歳の女性客が高さ約10 mのシートから転落し、死亡する事故が発生した。
報道によると、事故は園内の飛行体験アトラクション球体スクリーンシアター「翱翔紫禁」で発生。同シアターは大型機器によりコントロールされた、特殊効果などのハイテク技術を駆使したアトラクションで、観客のシートはシステムにより高さ約10 mまで上昇し、その位置からスクリーンを眺める仕組みで、6分間の上映中、壮大な景色の中を飛行しているような感覚が体験できる。
なお、同アトラクションは現在、入口が閉鎖され、「設備検査のため、一時使用停止」の通知が掲げられているという。
警察は目下、人為的な傷害容疑を排除し、事故原因の調査にあたっている。
~北京天津ジャピオン2017年08月07日号~