中国社会科学院城市発展と環境研究所は8月14日(火)、「中国城市発展報告(2012)」を公布し、北京、上海、天津の直轄市3市の都市化率が76%を超え、〝高級都市型社会〟に突入したと発表した。
また、2011年の中国全土の都市人口は6・91億人で、都市化率は51・27%に達した。同時に今回初めて都市部の常住人口が農村人口を上回った。
同報告によると、国家または地区が都市型社会とみなされるか否かは、主に非農業人口、空間形態、生活方式、社会文化、都市と郊外の関係の5つの基準があり、そのうち非農業人口が最も核心的な判断基準となるという。
なお、非農業人口51%~60%が初級、61%~75%が中級、76%~90%が高級都市型社会に分類されるとしている。
(8月15日)
~北京ジャピオン2012年8月20日号