衛生問題で「海底撈」に大打撃 2店舗が営業停止、全面調査へ

【北京8月27日】メディアの報道により厨房の衛生問題が明らかになった件を受け、火鍋チェーン店「海底撈(ハイディラオ)」は8月25日(金)、公式ウェイボ(微博)上にて、問題となった北京勁松店、太陽宮店の2店舗を同日より営業停止とし、全面的に調査を行うとした。

報道によると、前出の2店舗では複数回に渡りネズミが徘徊するのが目撃され、食器類の洗浄などにも深刻な問題があった。

また、北京市食品薬品監督管理局はこの件を問題視し、直ちに2店舗での調査を行うとともに、「四川海底撈餐飲股份管理有限公司」の北京地区の中央厨房と各店舗で全面的な検査を展開した。

同局の餐飲服務監督処責任者によると、厨房や食品倉庫を含む食品処理区の衛生状況、食品加工過程が「餐飲服務食品安全操作規範」の要求を満たしているか否か、食器類の洗浄消毒設備の衛生状況及び洗浄消毒効果に対する調査を行い、違法行為が発見された場合は厳粛に処分するとしている。

~北京天津ジャピオン2017年09月04日号~

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