北京軌道交通燕房、S1、西郊線 年末開通に向けテスト運行開始

【北京9月16日】北京市交通委員会は9月20日(水)、同日より軌道交通燕房線、S1線、西郊線の無人テスト運行を開始するとした。3路線はともに年内開通を目指す。

燕房線は全長16・6kmに9駅を設置。4両編成で定員は960人。閻村北駅で房山線との乗り換えが可能となる。

また、北京市初の低中速リニアモーターカーであるS1線は、全長10.2kmに8駅を設置、6両編成で定員は950人。稼働時の振動や騒音が少なく、安全性も高いとしている。なお、年末までに石門営―金安橋駅間の運行を予定しており、将来的には石門営―苹果園駅間をわずか十数分で繋ぐ。

一方、北京市初の軌道電車となる西郊線は、全長約9km。開通後は香山、頣和園、植物園など8カ所の公園を繋ぐため、〝最も美しい観光線〟との称号を得ている。

~北京天津ジャピオン2017年09月25日号~

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