人口調整制御政策の影響を受け 北京市常住外来人口が初の減少

【北京9月22日】北京工業大学、北京市委社会工作委員会らは9月21日(木)、「社会建設ブルーブック:2017年北京社会建設分析報告」を発表した。これによると、2016年の北京常住外来人口が2000年以降、初めて減少する見込みであることがわかった。

「北京統計年鑑」と「北京市2016年国民経済と社会発展統計公報」によると、2016年の北京市常住人口は2172.9万人で、前年度末比で2.4万人増。そのうち北京市戸籍人口は1362.9万人で、前年度末比で17・7万人増に対し、常住人口の37.2%を占める常住外来人口は807.5万人で、前年度末比で15・1万人減となっている。

市統計局のデータによると、2010年以降、北京市常住人口は年々増加が減速しており、とりわけ2015年と2016年は如実に減少している。北京工業大学人文社会科学院教授は、北京市人口調整政策の影響力が大きいとしている。

~北京天津ジャピオン2017年10月09日号~

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