【北京10月31日】北京市園林緑化局は最近、北京地区でランの新種が発見され、「北京無喙蘭」と命名したと発表した。
この新種のランは、北京林業大学の沐先運博士が北京のランの希少種「山西カラフトアツモリソウ」を調査していた際に延慶山区で発見し、専門家に確認した後、学術論文を発表したもの。専門家は、新種の発見は北京の野生植物の多様性の研究に重大な貢献をもたらすとし、北京地区の野生ラン科植物は18属24種に増加したと伝えた。
「北京無喙蘭」は腐生性ラン、葉緑素と葉を持たず光合成ができないことから、土壌の特殊な菌を栄養素としている。
~北京天津ジャピオン2017年11月06日号~