【北京3月20日】北京市政交通一卡通(交通カード)公司は最近、2017年末より試験的に実施していたスマートフォンのQRコード読み取りによる公共バス乗車サービスの普及を今後拡大していくとした。
同サービスは目下、通州区、昌平区、順義区、密雲区、大興区、平谷区の全6区の一部で試験的に採用しており、アプリのユーザー数は累計約30万人に上る。また、3月の1日あたりの平均利用(取引)回数は約1万件に上るという。
同サービスの利用には「北京一卡通」アプリから「電子卡」の実名登録が必要で、登録費用等は無料、Wechat(微信)での支払いが可能となっている。また、すべてのスマホ機種に対応しており、公共バス乗車料金システムから5割引のサービスが受けられる。
~北京天津ジャピオン2018年3月26日号~