【北京5月27日】最近、調査機関「清研智庫」が発表した「2013―17年北京市公衆環境意識調査分析結果」によると、市民のpm 2・5に対する認知度が13年の86・6%から16年には93・8%に上昇していることがわかった。
同調査は北京市16区および経済技術開発区で5年間継続して行ったもの。調査によると、pm 2・5や環境保護政策に対する認知度、北京の環境レベルへの満足度は、ともに上昇。「北京市空気重汚染応急予案」に対する認識は27・8%から36・7%に上昇した。
pm2・5の要因として、回答者の72・4%が機動車の排気ガスだとし、50%が塵ホコリだと回答。また、冬季に重度汚染が現れる要因としては、「集中暖房により汚染排出が増加」(64・3%)、「汚染排出量が依然として環境容量を超過」(56・4%)、「風が吹かない天候が汚染物の拡散に不利」(51・1%)、「北京の地形の特徴が汚染物の排出に不利」(46・4%)という認識だった。
~北京天津ジャピオン2018年6月4日号~