【北京8月22日】「2019世界ロボット大会メインフォーラム」が8月21日(水)に開幕し、その席上で北京市経済和信息化局局長は、18年の北京のロボット産業収入は約100億元に達していることを明かした。
昨年の北京市のロボット企業数は約400社、このうち生産製造企業は約50社に上る。
同大会では、わずか数分間で淹れるロボット・コーヒーマスターによるコーヒーの提供や、各種の楽器をこなすロボットバンドによる演奏もあり、来場者を楽しませた。
また、北京市医療ロボット産業創新中心のブースには、各種手術ロボットが登場。関係者は、神経外科手術ロボットによる手術は患者の痛みを緩和するだけでなく広範囲の年齢に適応、死角もなく、手術の効率が高いのが特徴だと紹介している。
北京市ではロボット産業の発展に際し、主に医療健康ロボット、特殊ロボット、協働ロボット(産業用ロボットの一種)、物流ロボットなどでの分野の構築を推進。医療健康ロボットは整形外科手術、神経外科手術などの医療ロボット技術及び産業の促進と普及、特殊ロボットは警護、消防救援、水中などの特殊ロボットの発展を目標に掲げている。
~北京天津ジャピオン2019年9月2日~