【京津10月7日】中国大手旅行サイトの「シートリップ(携程)」は最近、「2019年国慶節旅行出納書」を発表した。これによると、10月1日(火)~7日(月)までの国慶節7連休期間、旅行に出かける市民が最も多かった都市のトップ3は上海、北京、広州だった。
続いて、成都、深セン、重慶、杭州、南京、天津、武漢の順だった。
また同期間、市民の平均消費額が最も多かった都市ベスト10は深セン、北京、瀋陽、済南、天津、上海、寧波、福州、厦門、青島の順だった。深セン市民の国内旅行の1人あたりの平均消費額は3324元、ベスト10入りした都市の平均消費額もすべて3000元を超えていた。
なお、国内の旅行目的地で最も人気が高かった都市は蘭州で、旅行者の1人あたりの平均消費額は約4000元。続いて昆明、北京、桂林、麗江、張家界、ウルムチ、貴陽、厦門、三亜の順だった。
一方、海外の渡航目的地は日本が断トツのトップで、前年比30%増に上った。その原因として、同社責任者は中国人向け電子マネーの普及やビザの簡易化を挙げている。また、旅行者の1人あたりの平均消費額は6879元となっている。
~北京天津ジャピオン2019年10年14日号~