【北京11月9日】最近、CBD(中心ビジネス地区)西北区にスマート横断歩道が登場し、話題を呼んでいる。歩行者が赤信号で道路に侵入するとセンサーが感知して音声で注意を促す。また横断歩道両脇に打たれたスマート鋲は夜になると信号と連動して点滅し、歩行者が安全に渡れるよう工夫されている。
これは朝暘区交通委員会によるインテリジェント交通管理の一環。大通りの横断歩道上に安全地帯を設ける、違法駐車の取り締まりを強化するなどして、歩行者と自転車の安全で快適な通行を実現する。
このほか、信号をネットワークで管理し道路状況に応じて交通量を調整するなどの施策が取られ、公共交通に対する満足度は82%にまで上がっている。
~北京天津ジャピオン2019年11月18日号~