【北京12月7日】最近、北京地下鉄11号線西側の「冬奥(冬季オリンピック)支線」が年内に着工し、2021年末に開通する見込みであることがわかった。北京基礎設施投資有限公司が12月5日(木)、「工程環境影響報告書」を公表し明らかにした。
「冬奥支線」は石景山区に位置し、北から金頂街駅、金安橋駅、北辛安路駅、首鋼駅の全4駅を結ぶ。工程線路は全長4.2km。途中の金安橋駅でM6線、S1線に、首鋼駅ではR1線への乗り換えが可能となる。22年に開催される「北京冬季五輪・パラリンピック」の交通手段としてだけでなく、北京西部住民の交通の利便性を高めることを目的としている。
一方、22年末に開通予定の新機場(空港)線北側延長線は豊台区に位置し、全長3.5 km。今年9月に開通した新機場線一期終点の草橋駅から麗澤金融商務区までを地下沿線で結ぶ。
~北京天津ジャピオン2019年12月16日号~