五輪に向け京張高速鉄道が開通 北京から張家口まで最短47分

【北京12月29日】北京と張家口を結ぶ京張高速鉄道と支線の崇礼鉄路が12月30日(月)に開通した。

両線は2022年に開催される北京冬季オリンピックの競技会場間をつなぐ重要路線。北京からもうひとつの会場がある張家口まで従来の3時間7分が最短47分に、選手村のある太子城までは1時間4分で到着する。

28日(土)に発売された30日の北京発張家口行き列車19本の切符は、開始から1分足らずで完売した。

京張高速鉄道は全長174km、最高設定速度は時速350 km。始発駅は北京北駅と清河駅のふたつだが、北京北駅は開通に合わせて改修工事を行い、以前の5倍の旅客を収容できるようになった。

また同日張家口からフフホトと大同までの2本の高速鉄道も開通したことにより、北京からフフホトまで9時間以上かかっていたのが最短2時間強、大同までも1時間42分で行けるようになった。

 

~北京天津ジャピオン2020年1月6日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP